こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
Anycubicの家庭用FDM方式3Dプリンター「Kobraシリーズ」について解説
していきたいと思います。
Anycubicは家庭用3Dプリンターの有名企業です。
FDM方式の「Megaシリーズ」や光造形方式の「Photonシリーズ」をご存知の方も多いでしょう。
そんなAnycubicのFDM方式3Dプリンターの中で、現在メインとなっているのが「Kobraシリーズ」。
2022年の登場以来、多数の人気3Dプリンターがリリースされています。
今回は、
「Kobraシリーズ」の特徴は?
「Kobraシリーズ」の最新機種はどれ?
という方のために、
を行っていきたいと思います。
ぜひ3Dプリンター選びの参考にしてみてください。

| モデル名 | Kobra X | Kobra S1 ACE 2 Pro Combo | Kobra S1 Max Combo | Kobra 3 Max V2 Combo |
|---|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Anycubic | Anycubic | Anycubic | Anycubic |
| 価格(サンステラ) | - | - | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - | - | - |
| 価格(Amazon) | ||||
| 価格(海外ストア) | - | - | - | - |
- いま選ぶKobra:用途別の現行比較
- Anycubic Kobraシリーズの特徴は?
- 【2026】Anycubic「Kobraシリーズ」全機種の詳細解説
- Kobra X:省PoopとTPUマルチカラーを実現した注目モデル
- Kobra S1 Max:350mm角・65℃庫内加熱の密閉CoreXY
- Kobra 4:ACE 2 Proで多色化する260mm角の新機種
- Kobra 3 Max V2 Combo:ACE 2 Pro付きの大型更新機
- Kobra 3 V2 Combo:従来のKobra 3からの更新点
- 従来機資料:Kobra 3 Combo【V2との世代差を確認】
- Kobra 3 Max Combo:高さ500mmの超大型マルチカラー対応
- Kobra S1 Combo:より高温対応も魅力の密閉型CoreXY
- Kobra 2:高速&高コスパの優秀モデル! ※販売終了
- Kobra 2 Neo:高速&最安モデル ※販売終了
- Kobra 2 Pro:スタンダードサイズ最速モデル ※販売終了
- Kobra 2 Plus:高速&中型モデル ※販売終了
- Kobra 2 Max:高速&大型モデル ※販売終了
- Kobra:エントリーモデル※販売終了
- Kobra Go:コスパ最重視のDIYモデル※販売終了
- Kobra Neo:ダイレクトドライブ式・PEIシート採用 ※販売終了
- Kobra Plus:ちょっと大きめ3Dプリントに ※販売終了
- Kobra Max:大型3Dプリント向け ※販売終了
- ACE ProとACE 2 Pro:互換性・乾燥・色数の確認
- 【2026】Anycubic「Kobraシリーズ」スペック一覧
- 【まとめ】Kobraシリーズは特徴さまざま。しっかり比較しよう
いま選ぶKobra:用途別の現行比較


| 用途・候補 | 造形領域 | 構造・庫内加熱 | 多色構成の違い |
|---|---|---|---|
| Kobra X:本体だけで4色 | 260×260×260mm | 開放型・庫内加熱なし | 本体標準4色。ACE 2 Pro追加で拡張/乾燥 |
| Kobra 4 Combo:標準サイズの外付け多色機 | 260×260×260mm | 開放型 | ACE 2 Pro 1台で4色、追加構成で最大8色 |
| Kobra 3 V2 Combo:前世代も価格比較 | 255×255×260mm | 開放型・庫内加熱なし | ACE Pro付属構成。ACE 2 Proへの変更は対応部品を確認 |
| Kobra S1 ACE 2 Pro Combo:密閉CoreXY | 250×250×250mm | 密閉型・アクティブ庫内加熱なし | ACE 2 Pro 1台で4色、拡張構成で最大16色 |
| Kobra S1 Max Combo:大きさと庫内加熱 | 350×350×350mm | 密閉CoreXY・最大65℃庫内加熱 | ACE 2 Pro 1台で4色、拡張構成で最大16色 |
| Kobra 3 Max V2 Combo:高さ500mmの大物 | 420×420×500mm | 開放型 | ACE 2 Pro 1台で4色、仕様表では最大8色 |
Kobra 4とKobra 3 Max V2は、海外公式で案内されている新機種です。
日本で早く使い始めたい場合は、国内で販売されているKobra X・Kobra 3 V2・S1系も候補になります。
Anycubic Kobraシリーズの特徴は?

はじめに、
「Kobraシリーズ」とはどんな3Dプリンターなのか?
その特徴について確認しておきましょう。
2022年に初登場の家庭用FDM3Dプリンターシリーズ

「Kobraシリーズ」は、2022年に初登場となったAnycubicの家庭用FDM3Dプリンターラインナップ。
Anycubicが2021年以前に展開していた「Megaシリーズ」や「Vyper」から一新されています。
スタンダードなサイズから中・大型まで幅広いサイズ・性能の機種が取りそろえられています。
開放型と密閉CoreXY:構造はシリーズで異なる


Kobra X・4・3系は開放型で、ベッドが前後に動きます。
大物を作るなら、奥行きに余裕のある設置場所が必要です。
S1・S1 Maxは密閉型CoreXYで、ベッドが前後に動かない構成です。
密閉型のS1は、本体の熱を庫内に保つ構成です。
S1 Maxは、さらに最大65℃の庫内ヒーターを備えます。
ABS・ASAなど反りやすい材料の大物を作るなら、S1 Maxが選択肢になります。
2026年は本体4色とACE 2 Pro付き構成を比較


現在のKobraは、本体だけで4色を始められるKobra Xと、ACEを追加するKobra 3・4・S1系に分かれます。
初期のACE Proに加えてACE 2 Proが登場し、付属世代と乾燥・拡張条件が購入セットの比較点になっています。
Kobra 4 Comboは標準4色・最大8色、S1 ACE 2 Pro ComboとS1 Max Comboは標準4色・最大16色の拡張構成です。
Kobra Xは本体4色、追加機器を含む最大19色。
最大値の色数が標準セットで使えるわけではありません。
ACE Pro・ACE 2 Proには乾燥機能がありますが、互換性や接続キットは別です。
ACE 2 Proへの更新だけで、本体の造形サイズや庫内加熱が変わるわけではありません。
加えて、「Kobra 3シリーズ」と時期を同じくして展開されることとなった「Kobra S1」は、シリーズ初の「密閉」「CoreXY」を採用しています。
【2026】Anycubic「Kobraシリーズ」全機種の詳細解説


「Kobraシリーズ」は、現在までに
現在のKobraは、開放型のX・4・3系と密閉型のS1系を中心に展開されています。
単色用の本体単体と、多色装置が付属するComboから選べます。
ここからは、
「Kobraシリーズ」全機種の特徴を確認
していきましょう!
Kobra X:省PoopとTPUマルチカラーを実現した注目モデル
Kobra Xは本体だけで4色を供給できますが、フィラメントを加熱乾燥する機能はありません。
乾燥も使うならACE 2 Proを追加する方法があり、最大19色はACE 2 Proを4台と対応Hubなどを使う拡張構成です。
Kobra Xは、本体だけで4色プリントを始められる開放型機です。
4色までなら本体のみ、色数を増やしたい場合はACE 2 Proを追加する構成が選択肢になります。
「Kobra X」最大の特徴は「ACE GEN 2」と呼ばれる新開発のプリントヘッドにあります。
一般的なマルチカラーと異なり、4本のフィラメントをホットエンドのすぐ近くまで常に待機させておくことができる構造を採用しています。
これにより、フィラメント切り替えの高速化と、排出されるゴミ(Poop)の大幅な削減を実現しました。
Kobra Xの多材料プリントでメーカーが示す組み合わせはPLA+TPU 68Dです。
柔らかいTPU 95Aを単色で使う場合とは、材料切替の条件が異なります。
注意点として、
は、覚えておきましょう。
注意点はありつつも、
手頃な価格のマルチカラーマシンを探している
できるだけフィラメントの無駄を減らしたい
TPUマルチカラーに挑戦したい
という方には、最適な1台です。
Kobra S1 Max:350mm角・65℃庫内加熱の密閉CoreXY

Kobra S1 Maxは350×350×350mmの造形領域、最大350℃ノズル、最大120℃ベッド、最大65℃のアクティブ庫内加熱を備えます。
S1の250mm角から大型化し、単なる密閉筐体に加えて庫内温度を制御できる点が違いです。
S1 Maxで多色を使うなら、ACE 2 Proが1台付属するComboを選びます。
標準は4色で、最大16色にはACE 2 Proの追加と対応Hubなどが必要です。
初代ACE Proには対応しません。
S1 Maxの本体サイズは502.7×483×584mmです。
本体に加えて横に置くACE 2 Proと、前面の扉を開くためのスペースが必要になります。
Kobra 4:ACE 2 Proで多色化する260mm角の新機種

Kobra 4は260×260×260mmの造形領域を持つ開放型FDM機です。
本体のみは単色、ComboはACE 2 Pro 1台付きの4色構成で、最大8色は拡張時の仕様です。
Kobra Xの「本体だけで4色」とは構成が異なります。
Kobra 4で柔らかいTPU 95Aを使う場合は、本体へ直接供給します。
ACE 2 Proを通した自動材料切替には対応しません。
Kobra 3 Max V2 Combo:ACE 2 Pro付きの大型更新機

Kobra 3 Max V2 Comboは420×420×500mmの造形領域を備え、ACE 2 Proと全金属ホットエンドを採用しています。
付属のACE 2 Proで4色、仕様表で案内される拡張構成は最大8色です。
Kobra 3 Max V2のプリントヘッド部品は、旧Kobra 3 Maxと互換ではありません。
開放型でベッドが前後に動くため、奥行きにはベッドの移動と配線の余裕が必要です。
海外ページには予約販売表示も残っているため、日本向け即納品としては紹介していません。
| 確認項目 | Kobra 4 Combo | Kobra 3 Max V2 Combo |
|---|---|---|
| 造形領域 | 260×260×260mm | 420×420×500mm |
| 標準多色ユニット | ACE 2 Pro 1台・4色 | ACE 2 Pro 1台・4色 |
| 最大色数(追加機器が必要) | 8色 | 仕様表では8色 |
| 構造 | 開放型ベッドスリンガー | 開放型ベッドスリンガー |
| 最大ノズル温度 | 300℃ | 350℃ |
| 最大ベッド温度 | 100℃ | 90℃ |
| 標準ノズル | 0.4mm・硬化鋼 | 0.4mm・硬化鋼 |
| 推奨/最大速度 | 300/600mm/s | 300/600mm/s |
| 最大加速度 | 20,000mm/s² | 10,000mm/s² |
| レベリング | LeviQ 3.0 | LeviQ 3.0 |
| カメラ | 標準HD・720p | 別売カメラを確認 |
| 本体重量(ACEを除く) | 9.9kg | 約18kg |
| 本体寸法(ACE・可動域を除く) | 455.4×445.3×461.3mm | 706×640×753mm |
| ACE 2 Pro寸法(別に場所が必要) | 368×291.5×236.5mm | 368×291.5×236.5mm |
| 価格 | 海外・国内の販売条件を注文先で確認 | 国内取得価格: |
| 仕様出典 | Kobra 4公式仕様 | 3 Max V2公式仕様 |
表は2026年9月30日時点のメーカー仕様です。
Kobra 3 Max V2は公式ページ内に8色と16色の記載が混在しており、仕様表と販売構成が一致する8色までを比較しています。
Kobra 3 V2 Combo:従来のKobra 3からの更新点

Kobra 3 V2 Comboは255×255×260mmの開放型で、初代Kobra 3の後継としてホットエンドなどを改良した機種です。
Kobra 4や本体4色のKobra Xと、購入先の価格・ACE同梱品・サポートを比較しましょう。
以下の初代Kobra 3実機資料は、V2そのものの検証結果ではありません。
従来機資料:Kobra 3 Combo【V2との世代差を確認】
2024年上半期に登場した「Kobra 3 Combo」は、Anycubic初のマルチカラー3Dプリンター。
3Dプリンター本体の「Kobra 3」と、1台あたり最大4色のフィラメントを格納できるマルチカラーエンジン「ACE Pro(Anycubic Color Engine Pro)」を連携させることで、マルチカラープリントを実現しています。
「Kobra 3」単体として見ても、
等のアップグレードを果たしています。
加えて、マルチカラーエンジン「ACE Pro」は、長時間のマルチカラープリントで気になるフィラメントの吸湿を防ぐ、乾燥機能を搭載。
他社のマルチカラー対応機種を含めても珍しい要注目機能です。
Kobra 3 Max Combo:高さ500mmの超大型マルチカラー対応

初代Kobra 3 Max ComboはACE Pro付き、Kobra 3 Max V2 ComboはACE 2 Pro付きです。
V2ではホットエンドも更新されています。
業界最大級の大型マルチカラー3Dプリントを実現しているのが、「Kobra 3 Max Combo」です。
「Kobra 3 Combo」との違いとして、
という大型機種ならではの注意点があることは押さえておきましょう。
Kobra S1 Combo:より高温対応も魅力の密閉型CoreXY
Kobra S1は250×250×250mmの密閉CoreXYで、アクティブ庫内加熱はありません。
従来のACE Pro付きComboと、現在のACE 2 Pro付きComboは別構成です。
ACE 2 Pro構成は標準4色、最大16色は追加機器が必要。
350mm角・65℃庫内加熱のS1 Maxとは本体仕様が異なります。
250mm角のKobra S1 Comboのプリント事例や使い勝手は、以下の実機レビューで紹介しています。
以下の実機レビューはACE Pro付きKobra S1 Comboのものです。
新しいACE 2 Pro付きセットでも本体の造形領域は250mm角ですが、多色の拡張構成が異なります。
ヒートベッドが"前後"(Y方向)に動く「ベッドスリンガータイプ」の「Kobra 3シリーズ」に対して、
している「Kobra S1 Combo」。
その他にも、
という優れたスペックをもち、ABSやASAといった汎用性の高い材料への適性向上が期待されます。
Kobra 2:高速&高コスパの優秀モデル! ※販売終了
2023年5月に発表された「Kobra 2」。
その最大の特徴は、
低価格帯ながら最大300mm/sという高速プリントを実現
している点にあります。
昨今の「高速プリント」のトレンドをコスパ高く実現し、より多くの人が手に取ることができるという点で優れた機種だと言えるでしょう。
詳細情報や実際の使用感について知りたい方は、こちらの実機レビュー記事をご覧ください!
Kobra 2 Neo:高速&最安モデル ※販売終了
「Kobra 2 Neo」の特徴は、
もっとも価格が安い「コスパ最強」高速3Dプリンター
という点です。
250mm/sという高速3Dプリントを実現しながら、一部コストカットされている点に特徴があります。
コストカットに伴う、他の「Kobra 2シリーズ」との主な違いは以下のとおりです。
高速3Dプリンターを低価格で提供する以上、一部機能を低グレードにすることはやむを得ないことかと思います。
「Kobra 2 Neo」を選択する方は頭に入れておきましょう。
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Kobra 2 Pro:スタンダードサイズ最速モデル ※販売終了
「Kobra 2 Pro」の特徴は、
「Kobra 2シリーズ」のスタンダードサイズモデルでもっとも高速な3Dプリンター
という点です。
ここで、スタンダードサイズモデル3種の最大プリントスピードを確認しておきましょう。
| 機種名 | 最大プリントスピード |
|---|---|
| Kobra 2 | 300mm/s |
| Kobra 2 Neo | 250mm/s |
| Kobra 2 Pro | 500mm/s |
「Kobra 2」「Kobra 2 Neo」も十分高速ですが、「Kobra 2 Pro」のプリントスピードは頭ひとつ抜けていることがわかるでしょう。
ちなみに中型の「Kobra 2 Plus」、大型の「Kobra 2 Max」も同様に500mm/sです。
造形サイズはスタンダードで十分だけど、できるだけ速い機種を選びたい!
という方にうってつけのモデルと言えるでしょう。
また、上述のように、スタンダードモデルでは唯一の「内部ストレージ&アプリコントロール対応」です。
この点も考慮して選択するようにしましょう。
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Kobra 2 Plus:高速&中型モデル ※販売終了
「Kobra 2 Plus」の特徴は、
バランスのとれた「Kobra 2シリーズ」の中型モデル
という点です。
上述の「Kobra 2 Pro」との違いは造形サイズ程度で、単純に
「Kobra 2 Pro」では小さいけど、「Kobra 2 Max」は大きすぎる…
という方向けのモデルとなっています。
価格も「Kobra 2 Pro」と「Kobra 2 Max」の間をとった値なので、予算との兼ね合いで選ぶのも良いでしょう。
Kobra 2 Max:高速&大型モデル ※販売終了
「Kobra 2 Max」の特徴は、
「Kobra 2シリーズ」で最大の高速3Dプリンター
という点です。
どうしても時間がかかってしまう大型3Dモデルを、500mm/sの高速プリントできるというのは非常に魅力的ですね!
上述の「Kobra 2 Pro」「Kobra 2 Plus」との違いはやはり造形サイズ程度で、
とにかく造形サイズの大きい高速3Dプリンターがほしい!
という方に最適の機種となっています。
他ブランドを含めても、このレベルの造形サイズを500mm/sのスピードでプリントできる機種はほとんど存在しません(2023年9月時点)。
現状の最速&最大級を実現した超強力な3Dプリンターが登場したと言って良いのではないでしょうか?
注目機種「Kobra 2 Pro」の使用感までバッチリわかる実機レビューを公開!
類似スペックの多い「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」を検討中の方も必見です。

Kobra:エントリーモデル※販売終了
「Kobra」は、
「Kobraシリーズ」のスタンダードモデル
です。
以下のような「Kobraシリーズ」の特徴的な機能をひと通りそろえています。
造形サイズ(幅×奥行き×高さ)は220×220×250mm³で、最大ノズル温度は260℃。
このあたりは従来モデルや他社製品にもよく見られる標準的なスペックですね。
タッチ式ディスプレイを採用している点は、後述する「Kobra Go」「Kobra Neo」との違いになっています。
Kobra Go:コスパ最重視のDIYモデル※販売終了
「Kobra Go」は
Kobraシリーズで唯一のDIYタイプFDM3Dプリンター
です。
低コストが魅力のDIYタイプながら、
の優良モデル。
以下のページで詳細解説していますので、「Kobra Go」が気になる方はぜひご覧ください!
Kobra Neo:ダイレクトドライブ式・PEIシート採用 ※販売終了
「Kobra Neo」は「Kobra」と同様にダイレクトドライブ式エクストルーダを採用しています。
ダイレクトドライブ式を採用するメリットはいくつかありますが、ここではAnycubic公式が強調している点をピックアップしてみましょう。
- フィラメントを取り替えやすい
- フィラメントをより効率的かつ正確に供給できる
ちなみに、「Kobra Go」以前に発表された
の3モデルはボーデン式を採用していました。
スペックが近しい「Kobra」との主な違いは、
程度です。
かなり似通った機種のため、価格差が選択の決め手になるのではないかと思います。
詳細スペックについては後述する比較表をご確認ください。
Kobra Plus:ちょっと大きめ3Dプリントに ※販売終了
「Kobra」と「Kobra Max」の登場から2ヶ月ほど遅れて発表された、「Kobra Plus」。
「Kobraシリーズ」の中では、まさに「中間」のモデルという位置付け
造形サイズや本体サイズ、本体価格など、どれをとっても「Kobra」と「Kobra Max」の間のスペックになっています。
詳しくは「Kobraシリーズのスペック一覧!」の項目をご覧ください。
中間サイズの機種とはいえ、造形サイズは300×300×350mm³もあります。

これはおよそバスケットボール相当の大きさとのことで、
「Kobra」では物足りないけど、「Kobra Max」は本体サイズが大きすぎる!
という方にとっての、ちょうどよい第三の選択肢の登場となっています。
Kobra Max:大型3Dプリント向け ※販売終了
「Kobra Max」の特徴は、
家庭用としては最大級の、大型の造形サイズ(400×400×450 mm³)
です。
スタンダードサイズである「Kobra」と比較すると、幅・奥行き・高さのすべてが200mm近く大きくなっています。
他社の3Dプリンターと比較しても右に出る機種は少なく、大型造形用途にはうってつけのモデルと言えるでしょう。

オートレベリング機能「LeviQ」に加えて、「Kobra Max」には、
も採用されています。
デュアルZ軸を採用することで、精度を保ちながら大きな造形サイズを実現しています(下画像左側)。

ACE ProとACE 2 Pro:互換性・乾燥・色数の確認

| 組み合わせ | 確認点 |
|---|---|
| Kobra X | 本体だけで4色。乾燥にはACE 2 Proが必要。最大19色はACE 2 Pro 4台と対応Hub等を使う拡張構成 |
| Kobra S1 Max | 初代ACE Proは非対応。ACE 2 Pro付きComboは標準4色、最大16色には計4台と対応部品が必要 |
| Kobra S1 | 従来のACE Pro付きComboとACE 2 Pro付きComboは別セット。造形領域や庫内ヒーターの有無を混同しない |
| Kobra 3/3 V2/3 Max | ACE 2 Pro対応機種として案内されるが、機種別のReturn Detection Module、Hub、ケーブル、ファームウェアを確認 |
| Kobra 4/3 Max V2 | ACE 2 Pro付属Comboは標準4色。最大8色の構成は追加ACE・Hub等を確認 |
ACE ProとACE 2 Proは混ぜて接続できません。
すでにACEを持っていて増設したい方は、同じ世代でそろえる必要があります。
ACE 2 Proの接続キットはプリンター系列ごとに分かれています。
ACE 2 Proは最大65℃でプリント中の乾燥、密閉保管、温湿度監視ができます。
乾燥温度・時間はフィラメントの指定を使い、スプールの耐熱温度を超えない設定にします。
柔らかい汎用TPUは自動供給に向かず、TPU for ACEなど対応材料を使います。
色数の最大値は追加機器を含む拡張時の値です。
単一ノズルの切替にはパージと時間が必要で、材料温度・密着性が両立する組み合わせを選びましょう。
フィラメントの吸湿対策や、独立した乾燥機の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
【2026】Anycubic「Kobraシリーズ」スペック一覧


ここまで紹介してきた「Kobraシリーズ」のスペックについて、一覧で確認しておきましょう。
標準サイズ:本体4色・ACE世代を比べる


| モデル名 | Kobra X | Kobra 3 V2 Combo | Kobra S1 ACE 2 Pro Combo |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Anycubic | Anycubic | Anycubic |
| 価格(サンステラ) | - | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - | - |
| 価格(Amazon) | |||
| 価格(海外ストア) | - | - | - |
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 455.4 x 445.3 x 461.3 | 452.9 x 504.7 x 483 | 400 x 410 x 490 |
| 本体重量[kg] | 9.5 | 9.37 | 22.6 |
| 構造 | ベッドスリンガー | CoreXY | |
| 密閉 | × | × | ○ |
| ヒートチャンバー | × | × | × |
| 組み立て | 半組み立て済 | 半組み立て済 | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 260 x 260 x 260 | 255 x 255 x 260 | 250 x 250 x 250 |
| 最大スピード[mm/s] | 600 | 600 | 600 |
| 推奨スピード[mm/s] | 300 | 300 | 300 |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 | 20000 | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | - | - | |
| 最大ノズル温度[℃] | 300 | 300 | 320 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 100 | 110 | 120 |
| 対応フィラメント | PLA、PETG、TPU、PVA、PLA-CF、PETG-CF、ASA | PLA, PETG, TPU | PLA, PETG, ABS, ASA |
| マルチカラー | 4色 19色まで拡張可能 | ACE Pro 1台で4色 最大8色 | ACE 2 Pro 1台で4色 最大16色 |
| 消費電力[W] | 400 | - | |
| ディスプレイ | タッチ式 | タッチ式 | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | ○ | - | |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ | ○ |
| スライスソフト | Anycubic Slicer Next | AnycubicSlicer Cura | Anycubic Slicer Next |
| その他 | AI Spaghetti Detection, Object-Skip & Area Leveling, Flow Dynamic Calibration, Vibration Compensation, Active noise cancellation (≤48dB) | ||
| 出典 | Anycubic公式製品仕様 | Anycubic公式製品仕様 | Anycubic公式製品仕様 |
密閉大型:S1 Maxの単体とCombo


| モデル名 | Kobra S1 Max | Kobra S1 Max Combo |
|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() |
| メーカー | Anycubic | Anycubic |
| 価格(サンステラ) | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - |
| 価格(Amazon) | ||
| 価格(海外ストア) | - | - |
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 502.7 x 483 x 584 | 502.7 x 483 x 584 |
| 本体重量[kg] | 25.7 | 25.7 |
| 構造 | CoreXY | CoreXY |
| 密閉 | ○ | ○ |
| ヒートチャンバー | 65 | 65 |
| 組み立て | 組み立て済み | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 350 x 350 x 350 | 350 x 350 x 350 |
| 最大スピード[mm/s] | 600 | 600 |
| 推奨スピード[mm/s] | 300 | 300 |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | ||
| 最大ノズル温度[℃] | 350 | 350 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 120 | 120 |
| 対応フィラメント | PLA、PETG、TPU (95A)、PET、PLA-CF、PETG-CF、PVA、ABS、ASA、PC、PA、PA6-CF、PC-CF / GF、PET-CF | PLA、PETG、TPU (95A:外部給材のみ)、PET、PLA-CF、PETG-CF、PVA、ABS、ASA、PC、PA、PA6-CF、PC-CF / GF、PET-CF |
| マルチカラー | ACE 2 Pro(別売) 1台で4色 4台+Hubで最大16色 | ACE 2 Pro 1台付属:4色 4台+Hubで最大16色 |
| 消費電力[W] | ||
| ディスプレイ | タッチ式 | 4.3インチ静電容量式タッチスクリーン |
| Wi-Fi | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | ||
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ |
| スライスソフト | Anycubic Slicer Next | Anycubic Slicer Next |
| その他 | AIスパゲッティ検出、異物検出、フローキャリブレーション、振動補正 | AIスパゲッティ検出、異物検出、フローキャリブレーション、振動補正、ACE 2 Pro付属 |
| 出典 | Anycubic公式製品仕様 | Anycubic公式製品仕様 |
従来構成:S1 Combo・Kobra 3 Max Combo

| モデル名 | Kobra S1 Combo | Kobra 3 Max Combo |
|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() |
| メーカー | Anycubic | Anycubic |
| 価格(サンステラ) | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - |
| 価格(Amazon) | ||
| 価格(海外ストア) | - | - |
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 400 x 410 x 490 | 706 x 640 x 753 |
| 本体重量[kg] | 22.6 | 27.1 |
| 構造 | CoreXY | ベッドスリンガー |
| 密閉 | ○ | × |
| ヒートチャンバー | × | × |
| 組み立て | 組み立て済み | 半組み立て済 |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 250 x 250 x 250 | 420 x 420 x 500 |
| 最大スピード[mm/s] | 600 | 600 |
| 推奨スピード[mm/s] | 300 | 300 |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 | 10000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | - | - |
| 最大ノズル温度[℃] | 320 | 300 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 120 | 90 |
| 対応フィラメント | PLA, PETG, ABS, ASA | PLA, PETG, ABS, ASA |
| マルチカラー | ACE Pro 1台で4色 最大8色 | ACE Pro 1台で4色 最大8色 |
| 消費電力[W] | - | 300 |
| ディスプレイ | タッチ式 | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | - | - |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | × |
| スライスソフト | Anycubic Slicer Next | Anycubic Slicer Next third-party |
| その他 | ||
| 出典 | Anycubic公式製品仕様 | Anycubic公式製品仕様 |
Kobra 4とKobra 3 Max V2の仕様は、冒頭の比較表に掲載しています。
国内販売のセット価格とは分けて紹介しています。
【まとめ】Kobraシリーズは特徴さまざま。しっかり比較しよう


追加装置なしで4色を使うならKobra X、ACE 2 Pro付きの標準サイズならKobra 4、密閉型ならS1系が候補です。
大きな造形では、庫内加熱付きのS1 Maxと高さ500mmの3 Max V2から選ぶと分かりやすいでしょう。
今回は、AnycubicのFDM3Dプリンター「Kobraシリーズ」について解説してきました。
最後に、「Kobraシリーズ」各種の特徴について復習して締めくくりたいと思います。
格安マルチカラー・マルチマテリアルマシンなら【Kobra X】
コスパ密閉CoreXYなら【Kobra S1 Combo】
比較表も参考にしつつ、自身の用途に合った最適な「Kobraシリーズ」3Dプリンターを選んでみてくださいね!

































